
ポリプロピレン樹脂(PP樹脂)製のケースです。
何でただのケースを紹介するの?と、思うでしょう。
しかしこのケース、凄いんです。
何が凄いって、これ「ただ」のケースなんです。
これは、アメリカのケナメタルと言う、切削用工具を作っているメーカーの製品を購入した時に、その製品のパッケージに使われている「ただ」の箱なんです。

ケナメタルのロゴです、黄色いボディに黒いロゴが映えます。
本来なら商品を取り出すと、すぐに捨ててもおかしくない物です。
別に、ダンボールでも厚紙でも良いし、極端に言えば製品さえ痛まなければ、新聞紙で包んでいても構いません。
日本のメーカーなら、殆どの場合はダンボールの箱か、味も素っ気も無い樹脂製のケースに入っています。
特に理由が無い限り、すぐに捨てちゃいます。
しかしこのメーカーのケースの、デザインと作り込み。
一般消費者が購入する事の無い、超専門的な製品のパッケージにここまで気を使うなんて、日本のメーカーではありえません。
このデザインと作り込み、もったいなくてとても捨てる気になんてなりません。
てな事で、捨ててしまう間際に譲り受け、自宅で使う事にしました。

自宅では、普段から使用頻度の高い、文房具などを入れています。
適度な大きさと深さで、結構重宝しています。
文房具は抽斗にでもしまっておけば良いのですが、子供が抽斗を開け中の物をポイポイと出して遊ぶので、この様なケースに入れておく方が意外と便利です。
ちょっとしたツールケースなんかにも、使えそうな感じです。

普段はタモ材のシェルフに、「適当」に置いています。
木とPP樹脂のケースって相性が悪そうに聞こえますが、このデザインとカラーなら意外と違和感がないように思えます。
しかし捨てられる運命のケースに対する、メーカーのこだわりには感服します。
このケースを貰って以来、物に対する見方がすこし変わった様に思えます。
ゴミをゴミとして見ない、デザイン性の高い物には使い道があると。
特にヨーロッパのメーカーの製品パッケージは、デザインがお洒落!
日常的な使用に、全然耐えうるデザインです。
是非とも日本メーカーさんにも、見習って欲しい物です。